研究活動
先日やっと前期講義関係の仕事がひと段落したので、研究モードへ。おかげさまで色々と執筆する機会、編者になる機会を頂いています。 今、構想立案段階のものも含めて3つ(広くいえば4つ)に関わっています。 1、琉球沖縄近現代史に関する入門書(1章分を担当) …
2020年になりました。秋には米大統領選が控えるなか、イラン革命防衛軍の司令官をアメリカが殺害するというニュースが飛び込み、幸先悪いスタートになったようです。年末に「情報収集」の名の下で中東海域への自衛隊派遣を決めたばかりの安倍は、今回の件に…
今学期は、ドイツ語との戦いに明け暮れました。ドイツ現代史を専攻する院生への研究指導で、最低限私も出来る範囲で読めるようになっておかねば、と院生とともに、苦闘してきました。 辞書を引く観点や基本的な文法は少しずつ身についてきたなと実感しつつも…
ryukyushimpo.jp 書評を書かせていただきました。 以下は、書けなかったことですが、歴史のなかにトランプを位置づけようとする試みは、氾濫するトランプ本とは一線を画す重要な仕事だと感じました。また、既存政治(エスタブリシュメント)に対抗しうる大統…
先日のグアム調査の際に、デジカメの録画機能をつかって、宿泊地から徒歩15分くらいの「ガン・ビーチ」を録画しました。 ブログに、各種ファイルをアップロードする技術を習得したつもりですので、試しに活用してみようということで、さっそく張り付けてみま…
今日は、おなじ歴史学コースの同僚である山里純一先生(ふだんは固有名詞は極力明記しないようにしていますが、今回は特別編です)の最終講義および退職記念パーティーが開催されました。 山里先生は、①日本古代財政史研究、②古代南島関係史研究、③まじない…
www.okinawatimes.co.jp 紹介が遅くなりましたが、1月7日の沖縄タイムスに書評を書かせていただきました。 学術書以外の書物を評したのは今回が初めてで、すでに出ている他紙の書評も読みつ、切り口をいろいろと模索しました。まずはきちんと内容に寄り添っ…
西洋史学を志す学生は、どこの国や地域を専攻するにしても、まずは英語の文献や論文をきちんと読むことが土台になります。大学院に進学する場合は、プラス対象地域の言語の習得も必要になります。 私はアメリカ史を一応の専門分野としてきたので、英語を徹底…
www.okinawatimes.co.jp 先日、人生で初めて新聞の取材を受けました。 事前に最低限の準備はして(久保文明編『アメリカ外交の新潮流―リベラルから保守までー』財団法人日本国際問題研究所、2007年を慌てて読み返す等・・・)、いただく質問に対して、言葉を…
表題に関する記事が、9月27日付けの琉球新報、沖縄タイムス両紙の1面で取り上げられたことから、せっかく沖縄にいるのなら、ということで現地に行ってみました。下写真は、銅貨が発見された勝連城跡(現在のうるま市)です。 勝連城の概要については、下記…
I got over jetlag finally! 渡米して5日目の夕方。これまで時差ボケで、この時間帯が一番きつかったのですが、やっと今日落ち着いて、まともな夕飯を食べることができました。 さて現在、アメリカ国立公文書館別館(National Archives Ⅱ:メリーランド)…
5月末から今日にかけて、以下のテーマの研究会および学会に参加しました。 ・5月26日:ブーゲンヴィル島における第二次世界大戦の記憶(於琉球大学、国際沖縄研究所) ・5月28日~29日:軍事・社会空間の形成と変容[行政協定・沖縄・グアムについて](於明…
ryukyushimpo.jp 先日、書かせていただいた書評です。 私が大学院修士まで、実質的な指導教員としてお世話になった西嶋有厚先生(福岡大学名誉教授)からいただいた様々な知見を大いに生かすことができました。 『核の戦後史』は、沖縄にいる私たちにも、現…