『つながる沖縄近現代史』の二刷が決定しました!多くの方に手に取っていただけて嬉しく思うと当時に、執筆者の一人としての責任も重く受け止めています。さらにもっと自分自身の専門分野である西洋史/アメリカ史/太平洋史研究を磨いていくことで、私の生活する地域ー沖縄ーに対する理解をより一層深めていきたいと思います。
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後期学期の授業も昨日で無事全て終え、あとは期末レポートの採点業務のみ。ありがたい感想文も多くいただき、コロナに翻弄されたことが少し報われた気がしました。高校時代の履修科目や得意・不得意の呪縛から解放されて、「自分で調べるようになった」という感想は本当に嬉しいです。歴史に苦手意識を持っていると自認する方の感想文を読むと「歴史的思考はしっかりできてるじゃん」と思うこともあります。でも高校時代の苦手意識ってなかなか拭えないのもよくわかります。私にとっては数学がまさにそれです。今は、数学を避けたことを本当に後悔しています。論理的に文章を書くためには本当に必要な分野で、時間があったら本当に高校数学をやり直したいくらい。
英語も同じく大の苦手でしたが、大学2年生になって西洋史を専攻するときも、自分は英語がダメだからどうしよう…と泣きそうにもなりましたが、それでも西洋史を勉強したい!という気持ちがモチベーションになって、今ではなんとか史料講読の授業を担当できるまでには読めるようになりました(会話はまだまだ…こちらは今も泣きそう)。
どんな分野でもテーマでも良いので、自分の支えになる、行動原理になるような専門分野や専門テーマを、ぜひ大学生の間に見つけてほしいと思います。それが、より適切な言葉を選ぶ、という社会生活を営む上でも大事なスキルの向上にもつながると思います。