We shall overcome ☆沖縄からのグローカルヒストリー☆

琉球大学西洋近現代史研究室を担当する池上大祐の教育・研究活動ブログです。アメリカと太平洋島嶼地域との関係について、(脱)・(新)・(核の)植民地主義の観点から研究しています。また、沖縄で西洋史やグローカルヒストリーを学ぶ意義・方法について歴史教育実践を通じて追求していく予定です。なお本ブログの記事は、あくまでわたくし個人の意見であり、所属先の方針や考えを代表するものではありません。

いろいろ買っちった…。

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来週から講義がスタート。ジュンク堂に行くとついつい買ってしまいますね…。

今年の共通教育科目「西洋の歴史と文化」は例年の西洋近代現代史通史から変えて、アメリカ史(テーマ史)を行います。米領島嶼地域も視野に入れた構成にし、理解が深まるような問いを考えて、ディスカッションも積極的に取り入れたいと思います。

歴史学の専門科目「西洋史史料講読ⅴ」では、昨年に引き続き、アフリカン・アメリカン反核運動についての英語文献第4章の翻訳を行います。いよいよキング牧師が登場します。

あとは、1年次の基礎演習、教職志望者のための応用演習、いくつかのオムニバス授業(平和論、メディアと英語)への出向もあって、いろいろバタバタ…。

大学院の講義「西洋史学特論Ⅱ」では、ドイツ現代史専攻のゼミ生の研究テーマ(ヴァイマル期の青年保守派について)に関連させて、世代論、「1968年(1960年代)」の意味、保守主義の系譜などを扱ってみるつもりです。

 

…校務関連、学会運営の仕事も次々と増える一方ですが、共同研究のようなクリエイティブな話を頂くと、やはりワクワクします。前学期、なんとか乗り切っていきたいと思います!