ここ二日間、世界史研究報告会を開催しました。従来は西洋古代中世史ゼミと西洋近現代史ゼミの合同報告会でしたが、今回は東洋史ゼミも参加いただきました。決定がやや急だったこともあって、予定が合わず参加できない学生には配布用レジュメを事前に用意してもらっての間接的な参加となり、結果的には西洋史学生しか登壇できなかったので、来年度はもっと事前に調整したいと思います。学生たちの研究テーマは写真のとおりです。
コロナで図書館が使えなかった経験のある4年次は色々大変だったと思いますが、洋書の内容を活かしながら(やや不十分な面もありましたが)、自分なりの問題意識に裏打ちされた学術的な問いとそれに対する解釈や評価で構成されていました!力作揃いでした。
3年次や院生は研究中間報告という位置付けで、現時点での進捗状況を披露してもらいました。3年次は今後就活で忙しくなるのはわかっていることなので、今のうちの洋書の入手が大事になってきます。なお3月には琉球沖縄歴史学会の学生報告会でも3年次の共同研究と院生が発表する予定です。
2年次(西洋近現代史ゼミに参加予定)には一人五分くらいで、現時点で関心あるテーマを紹介してもらいました。19世紀パリ都市史、オーストリア/ハプスブルグ史、アメリカ・ジェンダー史、ベトナム反戦運動と沖縄の関係、とこれまた多彩です!やりたいことが例年以上に早く絞られているので、そのまま突き進んでほしいと思います。
終了後にはプチ留送会として、3年次から4年次への記念品贈呈のサプライズも!こういう季節儀礼はやっぱり大事です。
来年度は、ぜひ合宿形式にしたいですねぇ。
⭐️
例年だと終了後には焼肉屋とかでやってた打ち上げはコロナで今回もなし…。オンライン飲み会は、みんなに話題をふらなきゃと気を使うし、ブレイクアウトルームに分かれても何を話せば良いかわからなくなるので、ゼミではやらないかなぁ(私自身がやっぱり苦手)。それよりも「遠慮せず肉食えよー」と隅っこの席から学生を見守る「共食の文化」を早く取り戻したいですね。
ちなみに私は昨日一人打ち上げで、遠慮せず肉食いました。美味しゅうございました。「やっぱりステーキ」ですね🥩