ある夜間の講義では、教室密集率が基準以下になったので教室での対面講義(遠隔希望者には配慮せよとのお達しもあるのでオンデマンド併用)を復活させたものの、30名強の受講者のうち、1〜3名くらいしか来ない状況。毎週教室に来るかどうかヤキモキしながらセッティングするのも時間の無駄だなぁと思い、講義方法を変えました。
基本をZoom講義(+録画)に切り替え、これまで対面に来てくれていた学生(最大4名)のみ私の研究室での受講もOKという方法です。ラジオ放送の収録に参加する、といった感じでしょうか。
こちらが自分用のPC画面。Zoomの入室とかチャットとかもチェックしながらスライドを動かしていきます。
こちらは研究室で受講する学生用画面。デュアルモニターをなんとか駆使しています。この方法だと、もし研究室に学生が来ない場合でも、そのままZoomで講義開始できるので、教室で待機するよりもずっと楽になります。
コロナ以前なら、こんなことにいちいち悩まなくてもよかったのに…と思うことも多いですが、こんな状況になったからこそ、学生の意見を聞く、討論するといった双方向型の授業展開について真剣に考えないといけないなぁと考えるきっかけにもなりました。対面&Zoom講義の時は5-6分で終わるくらいのミニ課題を講義中に出して、意見を求めたりして思考を深める作業を入れ込んでいます。コロナ以前より頻度はかなり多いです。
4月に遠隔授業実践について報告した段階ではZoomはほぼ活用してませんでしたが、1月締め切りの遠隔による歴史教育実践原稿ではZoom活用の例も含めて整理してみようと思っています。