We shall overcome ☆沖縄からのグローカルヒストリー☆

琉球大学西洋近現代史研究室を担当する池上大祐の教育・研究活動ブログです。アメリカと太平洋島嶼地域との関係について、(脱)・(新)・(核の)植民地主義の観点から研究しています。また、沖縄で西洋史やグローカルヒストリーを学ぶ意義・方法について歴史教育実践を通じて追求していく予定です。なお本ブログの記事は、あくまでわたくし個人の意見であり、所属先の方針や考えを代表するものではありません。

11月23日はゼミフィールドワークの日!

一年ぶりにゼミのフィールドワークを11月23日に行うことにしました。コロナ対策継続のために日帰りとしましたが、地域の歴史に触れながら世界史を眼差すという営みがようやく復活です。3年生がメインですが、昨年行けなかった4年生にも声かけする予定です。

何度かブログでも紹介したように、今年の西洋近現代史ゼミの共同研究テーマは「読谷村のなかの世界史」。米軍基地関係、屋良朝苗ボリビア移民の3つの観点を3名のゼミそれぞれで分担。そのゼミ生の一人が「こういう企画があるみたいですよ」と調べてくれたのが以下のチラシです。企画展「読谷村の移民・出稼ぎと世界のユンタンザンチュ交流の軌跡」が開催されるとのこと。これを知る前に日程を先に決めていたので、とてもタイミングが良かったです。展示担当者の方に少しでもお話を伺う機会が有ればいいですね。訪問が楽しみです!

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他にも読谷村内の碑文のある史跡を軸に、できる限りあちこち巡りたいと思っていて、学生たちに研修の旅程を作ってもらっています。昼ご飯は、どこかでテイクアウトして残波岬で食べる!というのをやろうかなと(4人を超えた店内での会食はまだまだ無理なので)。