We shall overcome- 沖縄と世界史-

琉球大学西洋近現代史(池上大祐)の教育・研究活動ブログです。アメリカと太平洋島嶼地域との関係について、(脱)・(新)・(核の)植民地主義の観点から研究しています。また、沖縄で西洋史・世界史を学ぶ意義・方法について歴史教育実践を通じて追求していく予定です。なお本ブログの記事は、あくまでわたくし個人の意見であり、所属先の方針や考えを代表するものではありません。

ゼミの本格始動ー祝⭐️新3年次の加入!

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在宅ワークが続いています。研究室から多くの本を持ち帰って講義準備をあれこれ試行錯誤中。入構禁止措置は5月20日までということで、少人数授業やゼミの対面式は順次復活できそうですが、研究室・資料室へのアクリル版の導入などの次の対策も講じないとなぁと考えているところです。

 

さて、今日から西洋近現代史ゼミが本格始動し、今年は4名の3年次が新たにゼミに加わりました!これまではメール指導で、本日はzoomゼミ。院生や上級生も含めてみんな不具合なく参加してくれて、久々に顔が見られて安心しました。3年次の卒論テーマの大枠はだいたい以下のようになりそうです。

・クレズマー音楽とソ連の(政治)文化ーショスタコーヴィッチとの関わり

・ナチズムと芸術の関係ー特に退廃芸術展について

ユダヤ人と日本との関係

アメリカの音楽劇(ミュージカル映画含む)の歴史と人種関係

具体的に方向性を絞っていく作業はこれからで、まずはそれぞれ手元にある基本文献を読み進めてもらい、閉鎖中の学生用研究資料室が使えるようになったら、そこにある各国の研究入門を各自6月のゼミ発表に向けて読んでもらう予定。私も文化史はそこまで詳しくないので、一緒に勉強するつもりで、サポートできればと思います。

あと今年も共同研究「沖縄のなかの世界史発掘プロジェクト」を継続します。5月のゼミはそのテーマ決めが中心ですね。今年は何を見つけてくれるか楽しみです。

 

  ⭐️

…このような状況なので、GW中ずっと悩んでいたのですが、かなり色んな面でリスクがあることから、今年度の在外研究による渡米は正式に断念しました。特段それ用の外部資金やファンドがあったわけではないので、手続き的に面倒なことはなく自分の判断。残念ですが、次の機会に賭けます。その分、手元にある史料でしっかり論文書いて、次の科研申請の構想を練り直したいと思います。