We shall overcome ☆沖縄からのグローカルヒストリー☆

琉球大学西洋近現代史研究室を担当する池上大祐の教育・研究活動ブログです。アメリカと太平洋島嶼地域との関係について、(脱)・(新)・(核の)植民地主義の観点から研究しています。また、沖縄で西洋史やグローカルヒストリーを学ぶ意義・方法について歴史教育実践を通じて追求していく予定です。なお本ブログの記事は、あくまでわたくし個人の意見であり、所属先の方針や考えを代表するものではありません。

※「歴史総合」(旧カリの西洋史概論Ⅱ)の授業方法【最新版】

色々再検討して、以下のようにします。

初回〜第3回(4月13、20、27日)は、毎回講義開始時間前までに講義資料や課題論文をWebシステム上にアップし、学生はそれをダウンロードして課題をこなす、という方式にします。音声録音付きパワーポイントファイルの配布も考えたのですが、1年次が多く、おそらくネット環境、PCやタブレット端末およびofficeも整っていない学生が多いと予想されるので。まあ普段だと学内のパソコンコーナーをつかうことで補えたんだけど、今回はあくまで来学しなくてもよい方法が前提なので、原点回帰で、まずは本や論文を読みましょう、ということで。

第4回目(5月11日)以降は、通常の対面式講義に戻す予定。本当に戻せるか未知数ですが。

         ⭐️

完璧な方法は無理です。あくまで対処療法。しかし見方を変えれば、今起きている現象と社会状況そのものが教材です。10年後には教科書にも載ると思いますので、しっかり観察し、感染症と人類の関係とはどういうものか、社会とは何か、国家とは何か、なぜ差別が起きるのか、いろんなことを考えていく機会にしていきましょう!