We shall overcome- 沖縄と世界史-

琉球大学西洋近現代史(池上大祐)の教育・研究活動ブログです。アメリカと太平洋島嶼地域との関係について、(脱)・(新)・(核の)植民地主義の観点から研究しています。また、沖縄で西洋史・世界史を学ぶ意義・方法について歴史教育実践を通じて追求していく予定です。なお本ブログの記事は、あくまでわたくし個人の意見であり、所属先の方針や考えを代表するものではありません。

第69回日本西洋史学会@静岡に行ってきた

先日の5月18日、19日に第69回日本西洋史学会@静岡に参加してきました。公開講演、自由論題報告、小シンポジウムで大いに刺激をうけるとともに、19日夜には、若手有志のゆるやかな飲み会にも数年ぶりに参加しました。ツイッター上で交流させていただいている方々との「オフ会」さながらの様子で、なんだか不思議な気分でした。

肝心の学会内容については、「冷戦期アメリカの先住民政策」というご報告が一番参考になりました。ネバタ州における核実験場建設とそれにともなう土地政策がいかに先住民の生活や権利をはく奪してきたか、通史的に整理されていました。目下の私のテーマである「アメリカのグアム統治政策と米軍基地」とも相通ずるところがあります。共通教育「西洋の歴史と文化」でも、5月27日の講義ではアメリカ先住民がテーマですので、講義のなかでも取り上げたいと思っております。

加えて、学会参加の良さのひとつに、めったに行くことのない地域の歴史も学べるということがあります。学会の間隙をぬって、静岡平和資料センターにも立ち寄り、静岡空襲についても学ぶことができました。・・・ただ、賎機山公園山頂にある空襲慰霊碑にまでは、道中膝を悪くしてしまい、たどり着けず(泣)。次回、体力つけて再トライします(富士山周辺でのソロキャンもいつか)!

f:id:daimayhawks:20190522100143j:plain

f:id:daimayhawks:20190522100212j:plain

静岡空襲に関する資料も入手

ちなみに、来年度の第70回日本西洋史学会大会は阪大で開催されます。公開講演者として、H.G.ホプキンズ氏を招へいする予定とのことで、はやくAmerican Empireを読まねば、と焦っております・・・。

 

はてさて、来週以降の週末もなんやかんやあるので、備忘録としてまとめておきます。

☆5月25日(土)、26日(日)・・・歴史学研究会大会@立教大学

☆6月1日(土)・・・シンポジウム「沖縄戦調査研究の新しい展開―新世代が切り拓く―」@南風原文化センター

☆6月2日(日)・・・東アジア共同体・沖縄(琉球)研究会第19回シンポ

☆6月29日(土)・・・九州西洋史学会若手部会@福岡天神地区

☆7月13日(土)・・・琉大オープンキャンパス

☆7月27日(土)、28日(日)・・・高大連携歴史教育研究会第5回大会@北海道