We shall overcome- 沖縄と世界史-

琉球大学西洋近現代史(池上大祐)研究室の教育・研究活動の記録ブログです。アメリカと太平洋島嶼地域との関係について、(脱)・(新)・(核の)植民地主義の観点から研究しています。また、沖縄で西洋史・世界史を学ぶ意義・方法について歴史教育実践を通じて追求していく予定です。なお本ブログの記事は、あくまでわたくし個人の意見であり、所属先の方針や考えを代表するものではありません。

1~3月の研究教育活動

新年がはじまりました。バタバタです。しかし、あいかわらずインフルエンザとは全く縁がありません(過去39年間、一度も罹ったことがなく、予防接種もうけたことがない)。油断せず、体調に気を付けたいと思います。

 

さて、琉大西洋史研究室や私個人は、1~3月にかけていくつかイベント事を企画中(企画済)です。

 

☆1月19日(金)

北海道高等学校教諭の方をゼミの時間にお招きして、「境界史」という視点からの歴史教材作成の可能性について、講演していただきました。特に北方史という学際的な取組は琉球・沖縄研究にも通ずるところがありますし、19世紀後半に日本帝国の植民地体系に組み込まれたという共通点もありますので、学生たちも刺激をうけたようです。懇親会の写真もとっておけばよかった。翌日は、その先生といっしょにコザを巡りました。

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嘉手納基地ゲート付近にある「ホテルクラウン」のレストランで食べた月桃そば。おいしゅうございました。

 

☆2月10~12日

「国境の島」対馬へ、研究仲間といっしょに研修にいきます。朝鮮通信使日露戦争関連の史跡を訪れる予定です。新しい歴史実践の方法を仲間と模索したいと思います。

 

☆2月19日(月)、20日(火)

琉球大学西洋史研究報告会」を開催します。4年次は卒論、3年次は卒論構想、2年次は関心あるテーマについて報告してもらう予定です。

 

☆2月末

学内共同研究プロジェクト「島嶼地域科学の体系化」に関する論文〆切日・・・。私は太平洋島嶼国(・地域)が地域的連携を模索してきた歴史的流れをまとめる予定です。先日刺激をうけた「境界史(ボーダーズ・ヒストリー)」の視点をもっと導入しようかと画策中です。

 

☆3月1日(木)

佐賀大学の3つのゼミ(日本現代史・政治哲学・教育学)の学生・教員が沖縄研修に来られるにあたり、琉大西洋近現代史ゼミとの研究交流会を「てんぶす那覇」会議室で開催します。私たちは「石垣島のなかの世界史」について学生による共同研究について報告する予定です。こういう機会は大変ありがたいです。

 

☆3月20日

卒業式です。晴れることを祈っています。卒業生には、『琉球大学西洋史ゼミ論集第3号』(がんばって編集せねば・・・)を贈呈する予定です。

 

☆3月24日~29日

グアムへ逃亡します。・・・またもや海には背を向けて、資料調査でグアム大学に行きます。特に"Liberation day(米軍によるグアム解放記念日-7月21日)"についてどのようにグアムの新聞で報道されているのかを調査する予定です。それとからんで、グアムにおける南太平洋戦没者慰霊等建立問題についてもさらに資料や記事発掘につとめます。

 

・・・4月はもうすぐそこですね。