We shall overcome ☆沖縄からのグローカルヒストリー☆

琉球大学西洋近現代史研究室を担当する池上大祐の教育・研究活動ブログです。アメリカと太平洋島嶼地域との関係について、(脱)・(新)・(核の)植民地主義の観点から研究しています。また、沖縄で西洋史やグローカルヒストリーを学ぶ意義・方法について歴史教育実践を通じて追求していく予定です。なお本ブログの記事は、あくまでわたくし個人の意見であり、所属先の方針や考えを代表するものではありません。

28日からKirksvileへ

ワシントンDCでの史料収集を終え、明日からセントルイス経由で、カークスヴィルに行きます。そこにはトルーマン州立大学があり、そこの図書館に、ジョン・コリア(John Collier)文書(マイクロフィルム)が所蔵されているので、それを閲覧しにいきます。はじめての国内移動で、I am very nervous...! 気をつけていってきます。

 

昨日は、調査後に、公文書館で一緒になった先生方と夕食にいきました。シカゴ風のピザ(deep dishというらしい)、美味い!5人でいったのですが、けっこうすぐに、お腹いっぱいになりました。それがこれ!こんなピザ、「美味しんぼ」でしかみたことがない・・・。

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そして今日は、ネイティブアメリカン博物館にいってきました。前回も行ったはずが、重要な展示ブース(アメリカとインディアンの関係史)を見落としてたみたいで、それをゆっくりと見て回りました。

 

前述したジョン・コリアは、内務省インディアン局長として、F・ローズヴェルト政権期の「インディアン・ニューディール」を支えた人物で、戦後には辞職し、次にグアム人民の人権擁護のための言論活動を展開します。そこで、「先住民政策」というキーワードから、アメリカと太平洋島嶼地域の歴史をつなげてみたいと思った次第です。実際、この博物館にはハワイの歴史に関するブースもあり、多面的に歴史をみようとするスミソニアンの問題意識が垣間見れます。

 

また、ここの博物館の特徴がカフェテリアが、先住民の居住地域がごとの料理があることです。僕はバッファローバーガーを食べてみました。それがこれ⇩

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・・・まあ、肉は肉でした・・・。作りおきで冷めている上に、ちょい高めなんで、全般的に微妙・・・。

 

なんだか食レポっぽい記事ですが、うまくいかないこともありながらも、なんとか史料収集に奮闘している毎日です。

 

さて、今から、明日の飛行機乗り継ぎがうまくいくよう、英語の想定問答集を作っておかねば。予約はしているので大きな問題はないかと思いますが。しかも宿泊先がモーテルであることにさっき気づいたけど、車なくても大丈夫ですよね・・・。