We shall overcome ☆沖縄からのグローカルヒストリー☆

琉球大学西洋近現代史研究室を担当する池上大祐の教育・研究活動ブログです。アメリカと太平洋島嶼地域との関係について、(脱)・(新)・(核の)植民地主義の観点から研究しています。また、沖縄で西洋史やグローカルヒストリーを学ぶ意義・方法について歴史教育実践を通じて追求していく予定です。なお本ブログの記事は、あくまでわたくし個人の意見であり、所属先の方針や考えを代表するものではありません。

ゼミ活動/教育活動

ゼミ・プロジェクトの段取り

「宮古島のなかの世界史発掘プロジェクト」(宮古世界史プロジェクト)に関する予算は、残念ながら付きませんでしたが、手弁当でもよいので、まずは何かひとつ成果をつくりたいということで、プロジェクトそのものは、そのまま進めることにしました。 研究の…

「宮古島のなかの世界史プロジェクト」始動!

先日のゼミから、新しいゼミメンバーを中心とした共同研究がスタートしました。テーマは、「宮古島のなかの世界史プロジェクト」として、旧上野村に設立されている「ドイツ文化村」をめぐる歴史を改めて掘り起こします。 1870年代に、宮古島民がドイツ難破船…

新ゼミ生の卒論テーマ(大枠)の確定

本日のゼミで、新ゼミ生の卒論テーマの大枠がほぼ確定しました。 概要は以下の通りです。 ・1920~30年代におけるアメリカの航空機(産業)関係について ・1930年代前半のナチ政権の確立過程 ・ハワイアン・ルネサンス/ハワイ文化復興運動/ハワイ主権獲得…

はじめての共同研究報告

先日の西洋近現代史ゼミで、昨年秋から始動した現4年生(3名)からなる共同研究チームの研究発表会を行いました。 テーマは、「歴史のなかの新聞」。開始時に、私から提示したジェンダー、戦争、衣服、食、貧困などのキーワードのなかから、学生自身が「新…