We shall overcome ☆沖縄からのグローカルヒストリー☆

琉球大学西洋近現代史研究室を担当する池上大祐の教育・研究活動ブログです。アメリカと太平洋島嶼地域との関係について、(脱)・(新)・(核の)植民地主義の観点から研究しています。また、沖縄で西洋史やグローカルヒストリーを学ぶ意義・方法について歴史教育実践を通じて追求していく予定です。なお本ブログの記事は、あくまでわたくし個人の意見であり、所属先の方針や考えを代表するものではありません。

2023年ー専門研究を深める年に

今年最初の記事になります。遅くなりましたが、今年もいろいろとよろしくお願いいたします。年末年始は原稿を抱えながらの帰省でしたが、先日無事脱稿できました(内容は概略的で、じっくり深められているものにはなっていないですが視点の提示だけはなんとかやってみたつもりです)。

年末は、恩師が納骨されている共同墓地へお墓参りに。涅槃像で有名な南蔵院駅からタクシーで5分くらいで行けます。このあと、福岡の歴史実践仲間との3年ぶりの忘年会でした!飲み会はやっぱり対面に限ります。

 

下の写真は実家の2階ベランダから撮った初日の出。小学生のころは毎年、剣道の初稽古で小学校の校庭で早朝から練習し、初日の出を見てましたねぇ。いい思い出です。

 

初詣は、もう実家では定番となった赤間の八所宮。いつも車が混む宗像大社を避けて、はじめて行った年の暮れに私の就職が決まったこともあって、ここには何かご利益を感じています。来年は、ウォーキングできる服と靴を持参して、宗像大社まで歩こうかな。

ちなみに、こういう神社に行くと、調べたくなるのが戦争にかかわる記念碑関係。これはシベリア出兵記念碑ですね。

あとは、実家でかたかたPCに向き合いつつも、ゆっくりと過ごしました。大晦日にテレ東で毎年放送される「ジルベスター・カウントダウンコンサート」がいつも楽しみで、今回はドボルザークの「新世界」でした。一度は生で聴いてみたいものです。

 ☆

年明けて、卒論2本と修論1本が無事提出され、西洋近現代史ゼミ配属を希望する二年生のゼミ・オリエンテーションも先日終えました。今のところ、ハプスブルグ帝国史、スポーツに関する西洋近現代史、戦後ドイツの「過去の克服」に関心をもつ3名がゼミ配属を希望してくれています。ここ数年、研究史のまとめ方について、あまりうまく指導できていないなぁと感じることが出てきたので、どう指導すべきか、また練り直していきたいと思っているところです。

今年は、長期研修として6月から12月まで、あちこちに飛び回ります。6~8月に訪問する、東京、グアム、サイパンの宿はもう早めに押さえました。航空便チケットは、4月になってからでもよいかなと。頼む、科研費・・・!

 ☆ ☆

さて次は、2月末締切の論文に向けて、史料読解を進めていかねば。今年は自分の専門研究に集中するための一年していく所存です!