昨日のゼミで、今年の共同研究テーマが決まりました。「伊江島からみた世界史ー戦争・基地・平和(教育)実践ー(仮)」といった感じになりそうです。
平和教育の観点から沖縄戦、米軍基地問題をテーマにしたい、というゼミ生たちからの積極的な意見があり、それらが凝縮した地域として伊江島を候補に挙げ、そこを「定点観測地」としました。
例年はGW前後までは卒論の基礎作業に集中してもらい、共同研究テーマは6月あたりに決めていたのですが、夏(9月)のフィールドワークまでに、ある程度何を見に行くべきか、どんな情報を集めるのかを固めておきたい、ということになりました。フィールドワークを秋以降にずらすことも考えましたが、予定が立ちそうもなく、ゼミ生と相談してGW前にテーマを決めておこう、ということになりました。
3年次にとっては、本格化しはじめた卒論と同時並行で進みますが、今年は、院生(サポート役)や研究生もいますし、ゼミ所属を希望する(と思われる)2年次にも加わってもらえれば、助かるなぁと思っています。
あと、今年はもっと沖縄県公文書館を活用して、米軍側の一次史料も扱うことができれば、と考えています。
試行錯誤しながら、今年も学生たちととも学びたいと思います!