We shall overcome ☆沖縄からのグローカルヒストリー☆

琉球大学西洋近現代史研究室を担当する池上大祐の教育・研究活動ブログです。アメリカと太平洋島嶼地域との関係について、(脱)・(新)・(核の)植民地主義の観点から研究しています。また、沖縄で西洋史やグローカルヒストリーを学ぶ意義・方法について歴史教育実践を通じて追求していく予定です。なお本ブログの記事は、あくまでわたくし個人の意見であり、所属先の方針や考えを代表するものではありません。

”風に向かって立つライオン”

今日(昨日)は、琉球大学の卒業式でした。

卒業生たちが手に持っているのは、卒論本文・卒論執筆体験記・ゼミ活動紹介・卒業生へのメッセージ等を収録した『西洋史ゼミ論集』第3号です。頑張って編集して、今日お渡しすることができました(&ゼミ生には、名前入りの万年筆も)。

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論集で書いたことですが、卒業生には「風に向かって立つライオン」(さだまさしの歌から)であってほしい、ということを伝えました。好きなテーマを選び、洋書を読み込み、追求してきた卒論執筆という営みが、「現在(いま)を生きることに思い上がる」ことなく、過去・現在・未来をつなごうとする深みある生き方をきっと支えてくれるから、とー。

 

下の写真は、ゼミ生からいただいたお花。

自宅の部屋がちょっと明るくなった気がします。

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偶然持っていた竹製の花入れで、部屋に飾ってみました。

 

「最後になりましたが、あなた(たち)の幸福を心から遠くからいつも祈っています。おめでとう、さようなら」