今週末の6月25、26日に、高大連携歴史教育研究会第3部会・第4部会・第5部会合同中間研究会が東京大学駒場キャンパスにて、開催されます。
私も、担当している共通教育科目「西洋の歴史と文化」で、”太平洋からみた西洋史”と銘打って、どうにか新しい工夫ができないものか、日々模索しているところです。少なくとも、「板書しまくって、しゃべりつくして、脱線して、チャイムがなったら、続きは次週!」のような、伏線だけちりばめて回収できないでいる週刊連載漫画ような授業のやり方を反省し、毎回ワークシートというわけにはいかないけど、少しでも学生の能動的な作業を増やそうとしています。どのような工夫がありえるのか、私もしっかりと学びたいと思います。
~~~~~~プログラムは以下~~~~~~~~~~~~
<2016年6月25日(土)>
第5部会研究会「大学の教養教育と教員養成を考える―高大接続の入口と出口」(仮)」
タイムテーブル
14:00-14:15 岩井淳・問題提起
14:15-14:45 三田昌彦「教養教育としての世界史講義の試み」
14:45-15:15 戸川点報告(タイトル未定)
15:15-15:45 中村武司「地方国立大学の歴史教育の現状と課題─弘前大学の事例から」
15:45-16:00 休憩
16:00-16:30 松井秀明「歴史教育と歴史学をつなぐ試み―2年間の地歴教員養成講座を振り返って」
16:30-17:00 桃木至朗「研究と教育をつなぐ歴史学入門講義」
17:00-18:00 全体討論
<2016年6月26日(日)>
第3部会・第4部会研究会「必修科目「歴史総合(仮称)」と新テストのあり方を考える」(仮)
タイムテーブル
13:30-13:40 開会の挨拶 割田聖史
13:40-14:20 第1報告 木村茂光「歴史総合」について
14:20-14:50 第2報告 藤村泰夫「歴史総合」について
14:50-15:00 休憩
15:00-15:40 第3報告 磯谷正行「新テストについて」
15:40-15:50 休憩・会場準備
15:50-17:30 全体討論 司会:割田聖史・君島和彦
17:30 閉会の挨拶 君島和彦