We shall overcome- 沖縄と世界史-

琉球大学西洋近現代史(池上大祐)の教育・研究活動ブログです。アメリカと太平洋島嶼地域との関係について、(脱)・(新)・(核の)植民地主義の観点から研究しています。また、沖縄で西洋史・世界史を学ぶ意義・方法について歴史教育実践を通じて追求していく予定です。なお本ブログの記事は、あくまでわたくし個人の意見であり、所属先の方針や考えを代表するものではありません。

ゼミ共同研究のテーマ決定☆「琉球大学の歴史」☆

2020年度の琉大西洋近現代史ゼミ共同研究「沖縄のなかの世界史発掘プロジェクト」のテーマが、今日のzoom会議で大まかに決定しました~!

琉球大学の歴史」!

灯台下暮らし。僕は全然思いつきませんでした。

今思えば、伏線はありました。先週のzoomゼミでは、首里城の歴史(再建をめぐる戦後史も含めて)が候補としてあがり、琉大も建学・移転でかかわる、ということは話題になっていました。

他には、宮古島民俗研究で成果をだしたニコライ・ネフスキー琉球方言(言語と文化)がキーワードとしてあがり、長崎出身の学生は「平和学習」という観点も勉強してみたい、との意見も出してくれていました。ただ、なかなかこれといった決定打(学生の反応)がなく、うーん、と行き詰った空気が漂いそうになったときに、・・・「琉大の歴史は?」というある学生の提案に、みんな「あ、それかも!」という表情になったことは、モニター上からもはっきり読み取れました。

戦跡、アメリカの文化戦略、2つの琉大事件、『琉大文学』、首里から西原町への移転、といった事例を深める方向性もあるし、「大学史」という観点から、沖縄における高等教育機関の歴史的位置づけもできるかもしれません。風樹館という博物館もあるので、「博学連携」(パブリック・ヒストリーの議論も踏まえつつ)の在り方を考えてみるなど、いろんな観点から派生できそうな気がしています。「琉球大学における西洋史学史」とかもアリか(いつか自分自身がやらねばならない仕事ではあるが)?

フィールドワークは学内でできそうなので遠出する必要はなさそうですが、その分、秋ごろに合宿形式でなんか面白いこともできればと思っています!

 ☆

ニコライ・ネフスキーも、いいかも・・・と思いましたが、どういう展開がありうるか、僕自身イメージがもてず。もともと宮古島方言や民謡とかを知っているとか、べ―スとなる知識や背景が必要な気がして・・・。ということで、これは温めておきます(加藤氏の『天の蛇』は買ってパラパラと目を通しました)。

 

★補足情報★

www.lib.u-ryukyu.ac.jp

 

大学図書館の図書貸し出しについて事前予約が必要ですが、学生による申請・受け取りが6月1日から可能になります。少しずつ、使えるようになってきました。

詳細は、上記サイトでご確認ください!