We shall overcome- 沖縄と世界史-

琉球大学西洋近現代史(池上大祐)の教育・研究活動ブログです。アメリカと太平洋島嶼地域との関係について、(脱)・(新)・(核の)植民地主義の観点から研究しています。また、沖縄で西洋史・世界史を学ぶ意義・方法について歴史教育実践を通じて追求していく予定です。なお本ブログの記事は、あくまでわたくし個人の意見であり、所属先の方針や考えを代表するものではありません。

ラピュタ帝国史研究!?ージブリ大博覧会に行ってきたー

今日はようやく、県立博物館・美術館で開催中のジブリ展に行ってきました!平日で大人ばかりでしたが、それでも多かったです。

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入口付近で撮った写真です。ラピュタのOPのシーンの順番で並べてみました。最後にゴンドアにいるシータと牛が風車の側に立ってるシーンへと移り、映画では本編へと移るわけです。実はこれと同じ風車が、OPの冒頭に一人の農夫の側にあります。

ネットでのある解説によれば、OP映像は、ラピュタ帝国の盛衰を、動力源の風車(あるいはプロペラ)を軸に表してるとのことでした。それを踏まえて、私なりに時系列を整理すれば、こういうことでしょうか。

[農夫の日常生活用→工業用掘削機→飛行船→大陸(ラピュタ帝国の最盛期、ラピュタ人王族による支配)→破局→再び地上へ→700年後のラピュタ人王族の子孫シータへ(ラピュタ人の技術が失われているから、また小さな風車に?)]

ラピュタ帝国」史研究も重要なテーマですかね(笑)。ひとまず、ネット記事で触れられていたマクレガー著『風車』(草思社、1985年)を読んでみるかな。

 

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写真スポットのネコバス。

 

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展示パンフ類もゲット!展示については、個人的には、もののけ姫の構想原案、鈴木Pの書斎展示が面白かった。もののけ姫の構想原案では、戦国時代(中世末期)を描く際によくある「戦いもの」ではなく、人々の生活を、歴史学、人類学などの研究成果を取り入れて描こうとする思想を垣間見れた。鈴木Pの書斎展示コーナーには、『敗北を抱きしめて』『帝国の残影』、土門拳の写真集などが並んであったのが興味深かった!

 

いやー、ジブリの作品構想の背後にある、知的背景についてもっと見たくなりました!

 

(おまけ)

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これは私が高校生の時に、古本屋で買った宮崎駿作『シュナの旅』です。もののけ姫で出てくるヤックルも出てきます。さすがにこれは、土産コーナーでも売ってませんでした!もしや結構レア?

 

ともあれ、色々教材になりそうです!