今学期は、ドイツ語との戦いに明け暮れました。ドイツ現代史を専攻する院生への研究指導で、最低限私も出来る範囲で読めるようになっておかねば、と院生とともに、苦闘してきました。
辞書を引く観点や基本的な文法は少しずつ身についてきたなと実感しつつも、長文になると、文の構造がどうなっているのか、そもそも日本語にした上で、どういう意味なんだ、これは…?と、頭を抱え込むことも多々ありました。
私自身の個別研究テーマでは、ドイツ語は直接必要はないので、こういう機会がなければ、ずっと後回しのままだったことでしょう。西洋史/世界史という看板を背負っている以上、せめて「読める」くらいにはなっておくと、あとあとに財産になるかと思います。
来年度に院進する予定のゼミ生の専攻は、中部アフリカ史(特にルワンダ史)。旧宗主国がドイツ→ベルギーということで、オランダ語をどうすべきか考えつつも、アフリカ史なら、汎用性がより高いフランス語を頑張らないといかんかなぁとも考えているところ。
グアム研究では、チャモロ語も当然ながら、スペイン語も必要になりますので、これもいつか頑張らないと…。