We shall overcome ☆沖縄からのグローカルヒストリー☆

琉球大学西洋近現代史研究室を担当する池上大祐の教育・研究活動ブログです。アメリカと太平洋島嶼地域との関係について、(脱)・(新)・(核の)植民地主義の観点から研究しています。また、沖縄で西洋史やグローカルヒストリーを学ぶ意義・方法について歴史教育実践を通じて追求していく予定です。なお本ブログの記事は、あくまでわたくし個人の意見であり、所属先の方針や考えを代表するものではありません。

2018年度 西洋史研究報告会、無事終了!

ここ三日間、こんな行事をやってました。

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4年次は卒論発表、3年次は卒論中間報告、2年次は関心あるテーマの紹介、という内容。特に4年次は報告1時間、質疑1時間とってみっちり議論!疲労しつつも、色々な議論ができたと思います。

加えて、ゼミで進めている共同研究の中間報告も行いました。「久松五勇士」がどう顕彰されてきたか、またどう批判されてきたかのかを整理し、電信網整備という要素とも絡めながら地域と世界史をつなぐというもので、よくまとまっていました。大変だったと思いますが、半年間の成果が見え始めました。

今年は人数の多い2年次にも現時点で関心あるテーマ(ベトナム反戦運動、北米アイルランド移民、アメリカ教育史、ヒップホップの歴史、レズビアンの歴史、ユダヤ人と教育)を紹介してもらいました。これから膨大な文献や資料の「海」に入り込むことになりますので、彼らなりの「舟」を編んでもらって、溺れることなく泳ぎ切ってほしいと思います。

合宿形式でやれればなぁと思いつつも、集中講義や各種講座と重なることもあるようで、柔軟に出入りができるように大学での開催としました。これが一番いいのかな。

そして最後に打ち上げ。色々あるようで全員は揃いませんでしたが、有志で飲みました。お疲れ様でした!

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