10月末~11月初旬に『地域から考える世界史』(桃木至朗監修、藤村泰夫・岩下哲典編)がいよいよ刊行されます。
本書は、2007年からスタートした「地域から考える世界史」プロジェクト(代表・藤村泰夫先生)に結集する全国の歴史研究者・歴史教育者による、これまでの歴史実践の集大成です。私自身は本書には寄稿しておりませんが、編集担当のひとりとして末席に加えていただいております。
これから教員をめざす学生たちに、ぜひとも手に取っていただきたい作品です。自分たちが習ってきた方法を現場で再生産するだけでは、何も生まれません(これは大学教員も同じだと痛感しています)。本書をつうじて新しい方法や学説を摂取しつつ、「何を題材とすべきか」、「問いをどう設定するのか」ということを、常に考え続けることができるような教員になってほしい、というのが私の願いです。
学部改組に伴って、来年度から開講する講義科目「歴史総合」の内容を現在プランニング中ですが、本書も土台の一つにしたいと思っています。
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う~ん、クライマックスシリーズ第2ステージ、ホークス負けた。ただ、終盤に反撃もしているし、中継ぎもぴしゃっと抑えているので、きっと明日に活きると思います!