We shall overcome- 沖縄と世界史-

琉球大学西洋近現代史(池上大祐)研究室の教育・研究活動の記録ブログです。アメリカと太平洋島嶼地域との関係について、(脱)・(新)・(核の)植民地主義の観点から研究しています。また、沖縄で西洋史・世界史を学ぶ意義・方法について歴史教育実践を通じて追求していく予定です。なお本ブログの記事は、あくまでわたくし個人の意見であり、所属先の方針や考えを代表するものではありません。

ゼミ・プロジェクトの段取り

宮古島のなかの世界史発掘プロジェクト」(宮古世界史プロジェクト)に関する予算は、残念ながら付きませんでしたが、手弁当でもよいので、まずは何かひとつ成果をつくりたいということで、プロジェクトそのものは、そのまま進めることにしました。

 

研究の進め方は、以下の4段階を想定しています。

1.文献調査(6~8月)

2.現地調査(9月)

3.分析・比較(10~12月)

4.公表(1~3月)

 

いまは、1の段階を進行中。ゼミの場所を図書館のオープンスペースにし、議論する、本を借りる、複写する・・・という作業を一緒にやっています。西洋史ゼミなのに、「沖縄県史」「上野村誌」などの自治体史をひもとくというのは、珍しいかもしれません。

 

学生自身が、「こういう記述がほしい/をみたい」と自ら見出して、館内を探しまわって、「ありました!」とその発見に興奮するという醍醐味を味わいつつあります。僕も、あらかじめ先(結論)が見えているわけではないので、いっしょに「なんでやろうね・・・?」という疑問を共有しながら、進めていければと思います。

 

2では、ドイツ文化村、宮古総合博物館などの訪問

3では、本テーマに似た他地域の事例と比較しながら、総合作業および中間報告

4では、共同論文として原稿化

を予定。

 

資金援助も含めて、がんばります。