We shall overcome- 沖縄と世界史-

琉球大学西洋近現代史(池上大祐)研究室の教育・研究活動の記録ブログです。アメリカと太平洋島嶼地域との関係について、(脱)・(新)・(核の)植民地主義の観点から研究しています。また、沖縄で西洋史・世界史を学ぶ意義・方法について歴史教育実践を通じて追求していく予定です。なお本ブログの記事は、あくまでわたくし個人の意見であり、所属先の方針や考えを代表するものではありません。

「本土復帰」

今日(明けて昨日)は、沖縄復帰の日。

【1972年5月15日】 沖縄返還 東京、那覇で復帰式典 - YouTube

 

「本土に復帰」したことの意味を、いろいろと複雑な気持ちで考えています。一体、「どこに/何に戻った」というのだろうか・・・。「国家」と「国家」の境界線上に位置づけられている沖縄の苦悩と現実は、ハワイ、グアム、北マリアナ諸島プエルト・リコ、ブーゲンヴィル島、クック諸島など、様々な島嶼世界の歴史からも透けてみえてくるのではないかと思っています。

 

沖縄での生活も、まだまだ2年目がはじまったばかり。沖縄の歴史を、世界史や太平洋史のなかに位置づけなおす作業から、何が見えてくるのか。まずは担当している授業を通じて、学生とともに考えていきたいです。